社団法人 日本農業法人協会
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○行動計画について
この行動計画は、ビジョンの「基本理念」に基づいて「目指すべき未来」を実現していくための具体的な行動をあらわしたものです。この行動計画の実行の取り組みを通じて、農業法人経営の多角化・高度化を進める中で、一層の経営政策の純化を追求し、その結果、経営の幅を広げ、政策依存から脱却し、真に自立した農業法人経営を確立していきます。
○ビジョン第3章と行動計画のポイント(平成19年9月~平成21年9月)
ポイント
行動計画

1.社会的使命と責任

農業が社会から必要とされる産業を目指し、経営者として自らの経営の社会的責任を果たす。

・国際社会において、日本農業の評価を高める
→  輸出先及び輸出に取り組む会員の拡大
→  日本ブランドの確立・維持
・農業法人の社会的責任の明確化
→  農業法人が果たすべきCSRについて研究・提言

2.生命と環境への理解に向けて

環境への理解を深め、維持保全を進め、すべての人が生命・環境の大切さを実感できるようにする。

・国民の理解と信頼の確保
→  有機、特別栽培、GAP、食品表示制度等に取り組む会員の実態の把握、導入支援
→  これらの制度等をわかりやすくするための見直しを検討
・里地里山の環境資源の保持に向けた取組

4.農と地域

活気ある「農のある」地域づくりを進め、地域に経済的社会的効果を生み出す。

・「農のある」地域づくり
→  会員の地域活性化事例の収集・発信
→  個々の農業経営の多面的機能を評価する手法の検討
・都市農業の認知・展開
→  国民に農業への理解を深めてもらうための前線拠点

5.農産物の生産と供給責任

農産物の安定供給に対し一定の責任を負う。
食料の非常事態を担保する国の制度の更なる整備を促す。

・農産物の供給責任の明確化
→  国の責務、農業者の責務等について、国民と認識を共有
・自立的経営の確立
→  経営政策のあり方・政策ルートのあり方等を検討
・食料自給率向上に向け低自給品目の自給拡大に向けた取組

6.競争力強化

日本農産物の品質の優位性を堅持し、生産性向上により競争力を強化する。
生産条件の格差について国内外に理解を求める。

・WTO・FTA/EPA交渉に対して
→  生産条件格差の実証、食料需給見通し・将来推計の整備
・国産農産物の優位性の確保と生産性の向上
→  生産コスト削減目標の設定
→  他産業における経営手法・人材育成手法の検討・導入

8.技術・サービス・情報

研究開発や様々な企業・組織との関係構築により、知的資源の融合、高度化を実現する。

・高度な技術・サービス・情報を得られる仕組みの検討
→  地域の中小企業との連携
→  他産業との連絡会議の検討
・農業における知的財産の洗い出し、活用策の検討

3.食農融和の実現

農業について生活者との相互理解を進め、食農融和を実現する。

・食農教育に取り組む会員の拡大 → 農業者が取り組む食農教育活動の手引書の作成 → 小学校の食農教育に関する「かかりつけ農業者」 (1社1学校運動) → 食農教育に関するタウンミーティングの実施 ・食農教育に取り組む会員の拡大
→  農業者が取り組む食農教育活動の手引書の作成
→  小学校の食農教育に関する「かかりつけ農業者」
(1社1学校運動)
→  食農教育に関するタウンミーティングの実施
7.農地問題

・面的集積に関する取組
→  農地法改正に向けた対応
→  農地の面的集積目標の明確化
・地域の遊休農地対策の検討
・農地政策から「小作」の文言を削除

9.投資・金融・税制

・農業における環境等格付け
→  個々の農業経営が生み出す多面的な価値の評価を検討
・地域ファンド・農業ファンド(ファンド審査機構の提言)
→  ファンドにより地域が農業を支える仕組みを検討
・事業再生(弁護士等との研究会の実施)
・「環境税」について、農業者が受益者となる仕組みを検討

10.人材の育成

経営という視点を重視した人材の育成に取り組む。他産業や海外との人材交流も活発に行う。

・個々の経営における経営理念の明確化
・経営承継のあり方について検討
・経営者、幹部、後継者育成(農業法人経営者養成校の設置)
・農業法人従業員を農業者と認める制度の創設
・外国人研修・技能実習制度について、運用の見直しの検討、技能評価制度等導入の検討、外国人労働力活用の検討

11.政策活動

政策の立案、実行、評価に、現場とのズレが生じないよう関与し改革していく。

・食料・農業国民戦略会議(仮称)の創設
→  行動計画に取り組む上で、農業界の内向きの議論でなく、生活者、産業界等の意見を幅広く取り入れるための会議。
・政策分野における行動計画の目標の考え方
→  目標は会員及び社会の意識・行動に変化を及ぼすこと。
→  まず、会員基礎データの収集、生活者への意識調査等によって現状を把握。これらを継続的に実施して、結果を行動計画の進捗状況として取りまとめる。
・行動計画の取組を通じて取りまとめた提言・提案を、食料・農業・農村基本計画の見直し(H22/3)に反映させる。

部会・委員会

輸出
促進

















食農
融和
推進
部会

農地
制度
部会

金融
税制
部会

人材育成
部会

外国人
制度部







○行動計画の実施体制(平成19年9月~平成21年9月)
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