社団法人 日本農業法人協会
ホーム 日本農業法人協会について 会員等へのサービス 一般・学生の皆様 会員の皆様
お問い合わせ
サイトマップ
ご利用に際して
個人情報の取り扱い
ホーム > 一般・学生の皆様 > アグリファン倶楽部 > アグリファンクラブ・わかやま

活動報告 『なにわ野菜で仏料理』

小学生親子30人が参加

大阪府内の先進的な農業経営者で構成する府農業法人協会は1月25日、辻クッキング阪神校(大阪市北区・阪神百貨店内)で「なにわ野菜を囲むクッキング教室」を開き、小学生親子ら30人が参加しました。この教理教室は、日本農業法人協会が実施する「アグリファン倶楽部」活動の一環として開かれました。

講師は、ホテルニューオータニ大阪のフランス料理長、ドミニク・コルビ氏ら料理人グループ「まんでい会」の会員です。参加した親子は、天王寺かぶら蕪やシュンギクなど、同協会会員が生産した農産物を使い、3品のフランス料理に挑戦しました。

当日は料理教室のほか、中西正憲氏(門真市)が「なにわの伝統野菜」をテーマに講演し、河内レンコンなど大阪産農産物をPRしました。

法人協会がクッキング教室  料理人グループと連携 なにわ野菜の味、伝える

今回のクッキング教室は、異業種交流に取り組む法人協会と、食育に力を入れる「まんでい会」の思いが合致し、実現しました。当日は、講義と料理教室の2部構成で行われました。

講義では、河内レンコンを生産する中西氏が、「私たちが心をこめて作った農産物を味わってほしい」とその由来や特長を説明しました。

メニューは、「レンコンとクワイのココット仕立て」「天王寺かぶら蕪のカプチーノ仕立て」「鶏肉とキクナのスープ」の3品です。ドミニク氏の料理実演のあと、参加者はグループに分かれて料理に挑戦しました。このほか、サトゥール(大阪市西区)の山下悟氏、プラスモンジュ(箕面市)の海津昭雄氏、マーブルトレ(大阪市中央区)の上村和世氏の「まんでい会」会員4人が指導にあたりました。

鶏をさばく実演に驚き

「まさか目の前でさばくとは思いませんでした」(母親、36歳)と、実演でドミニク氏が、しめた鶏をまな板にのせると、参加者は一様に驚いた様子。でも実習では、講師の指導に受けながら、果敢に鶏をさばく子供たちの姿が見られました。

鶏を生産した田中氏(河南町)は「こういう体験をすることが本当の教育になる」とのこと。また、見学に訪れた、元小学校校長の吉川洋子氏は「大切な命をいただいて、食べていることを、肌で感じたはず」と、その意義を強調しました。

 

故郷を学ぶ機会に

料理の食材には、同協会会員らが生産した、レンコン、天王寺かぶら蕪、シュンギク、シイタケなど12種類の農産物を使用しました。これらの食材以外にも、小松菜、菜の花、ミズナなどの展示が行われました。

参加者に対して行ったアンケートには、「大阪で育っていく子供にとって、故郷の素晴らしさを学ぶ機会になった」(母親、35歳)、「大阪の野菜もなかなかのブランドだとあらためて感じた」(母親、44歳)、「作る人と食べる人との関係が見えにくくなっている昨今、今後も子供にこうした経験をさせたい」(父親、52歳)といった感想が寄せられました。

このクッキング教室には、定員の30人を大幅に超える応募がありました。同協会では、小学生親子のニーズに応えるため、今後もこのような催しを計画しています。


※天王寺蕪(てんのうじかぶら)

大阪市天王寺付近発祥の伝統品種である。切れ葉と丸葉のタイプがあり、根身は純白で扁平である。地上部に浮き上がるため、「天王寺浮き蕪」ともよばれる。「摂陽群談」などにも「形平均(ひらたく)大にして草葉少し味甚甘くして如も軽和(かろくやわらか)なり。-中略- 天王寺付近で栽培された蕪は今宮、木津、さらに住吉の依羅地区から大和川沿いに栽培がその後広がっていったが、大正に入り、とがり蕪の出現によりその生産は減少していった。

「なにわの伝統野菜」(平成13年3月、農林水産業振興事業実行委員会発行)から抜粋

←BACK

Copyright(C) Japan Agricultural Corporations Association.2010 All Rights Reserved. Designed by Enclosure,.Inc